既に OneDrive for Business を利用していたユーザーからライセンスの割り当てを解除しても、作成された個人用サイトは削除されず、引き続きアクセスできる動作となります。
そのため、既に OneDrive for Business を利用していた場合には、PowerShell コマンドレットで対象の個人サイトに対してロックを実施するか、対象の個人サイトを削除することで利用不可とすることが可能です。
<手順>
-----------
◆ 事前準備
-----------
※ 念のため、最新版の SharePoint Online Management Shell をインストールしてください。
インストールの前に古い SharePoint Online Management Shell をアンインストールしていただいた上で、2. の手順でインストールを実施ください。
また、既に最新の SharePoint Online Management Shell をインストールされている場合は、本操作は必要ありません。
1. 下記の Microsoft ダウンロード センターから、Windows PowerShell 3.0 をインストールします。
#Download Windows Management Framework 3.0 from Official Microsoft Download Center
※ Windows のバージョンごとのモジュールの選択につきましては、"Install Instructions" のセクションにあります。なお、Windows 8 以降をご利用の場合は、ダウンロードする必要はありません。
2. 下記の Microsoft ダウンロード センターから、SharePoint Online Management Shell をインストールします。
すでにインストール済みの場合、現在のバージョンを以下の手順でご確認ください。
1) コントロール パネルを開きます。
2) [プログラムのアンインストール] をクリックします。
3) "SharePoint Online Management Shell" を確認し、 [バージョン] 欄を確認します。
現在の最新バージョンは、16.0.20122.12000 です。
これより古い場合、もしくはインストールをしていない場合には、以下のサイトよりインストールしてください。
#Download SharePoint Online Management Shell from Official Microsoft Download Center
■ 1. 作成済みの OneDrive for Business の取得方法
=================================================
すでに利用を開始したユーザーがいるかを確認したいなど、テナント内での作成済み OneDrive for Business の一覧を取得する必要がある場合に活用いただける情報が以下ページに記載されています。
#組織内のすべてのユーザー OneDrive Url のリストを取得する
■ 2. 特定のユーザーの OneDrive for Business を指定してロックする方法
=====================================================================
※ 既に個人用サイトが作成されているユーザーについては、そのまま OneDrive for Business の利用が可能であるため、アクセスロックいただくか、個人用サイトを削除する必要があります。
"Connect-SPOService -Url #https://<テナント名>-admin.sharepoint.com" コマンドレットにて管理者ユーザーでサインインしたうえで以下のコマンドレットを実施することにより、OneDrive for Business の URL から任意のユーザーの OneDrive for Business を指定してロックすることが可能です。
Set-SPOSite -Identity <個人用サイトの URL> -LockState NoAccess
※ ロックを解除する場合は、"-LockState NoAccess" を "-LockState Unlock" に変更してコマンドレットを実行します。
※ 個人用サイトの URL は、以下の形式で指定をお願いします。
例) 個人用サイトの URL : #https://<テナント名>-my.sharepoint.com/personal/<ユーザー名>_<ドメイン>
テナント名が "contoso"、ユーザー名が User01@contoso.onmicrosoft.com の場合は、以下のようになります。
#https://contoso-my.sharepoint.com/personal/User01_contoso_onmicrosoft_com
■ 3. OneDrive for Business のアクセスを一括でロックする方法
============================================================
1. Windows キーを押しながら R キーを押下します
2. "powershell" と入力し、Enter キーを押下します
3. 以下のスクリプトを貼り付け、Enter キーを押下します ※
Connect-SPOService -Url #https://<テナント名>-admin.sharepoint.com <#https://%3cテナント名%3e-admin.sharepoint.com>
$personalSites = Get-SPOSite -IncludePersonalSite $true -Limit All | where Template -like 'SPSPERS#*'
$personalSites | Set-SPOSite -LockState NoAccess
※ 途中ユーザーの資格情報を求めるダイアログが表示されます。SharePoint Online ライセンスを付与されている、全体管理者または SharePoint 管理者のユーザー名、パスワードを入力してください。
※ ロックを一括して解除する場合は、"-LockState NoAccess" を "-LockState Unlock" に変更してコマンドレットを実行します。
■ 4. 個人用サイトを削除する方法
================================
※ 既に個人用サイトが作成されているユーザーにいては、そのまま OneDrive for Business の利用が可能であるため、アクセスロックいただくか、個人用サイトを削除する必要があります。
"Connect-SPOService -Url #https://<テナント名>-admin.sharepoint.com <#https://%3cテナント名%3e-admin.sharepoint.com> " コマンドレットにて管理者ユーザーでサインインしたうえで以下のコマンドレットを実施します。
既に利用開始しているユーザーの OneDrive for Business を削除します。
以下のコマンドレットを実行すると、OneDrive for Business 内のデータも消える動作となりますので、必要なデータが OneDrive for Business に保存されている場合には、あらかじめローカル PC 上にバックアップを取得ください。
1) 次のコマンドで個人用サイトを指定して削除します。
構文 : Remove-SPOSite -Identity #https://<テナント名>-my.sharepoint.com/personal/<ユーザー名>_<テナント名>_onmicrosoft_com
(メールアドレスの @ や . は、_ に変換してご入力ください。)
2) "この操作を実行しますか?" と表示されるので "Y" と入力し実行します。
■ 5. 個人用サイト一括で削除する方法
====================================
"Connect-SPOService -Url #https://<テナント名>-admin.sharepoint.com" コマンドレットにて管理者ユーザーでサインインしたうえで以下のコマンドレットを実施します。
構文 : Get-SPOSite -IncludePersonalSite:$true -Limit All | ? {$_.Url -like "*-my.sharepoint.com/personal/*"} | % {Remove-SPOSite -Identity $_.Url -Confirm:$false}
そのため、既に OneDrive for Business を利用していた場合には、PowerShell コマンドレットで対象の個人サイトに対してロックを実施するか、対象の個人サイトを削除することで利用不可とすることが可能です。
<手順>
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◆ 事前準備
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※ 念のため、最新版の SharePoint Online Management Shell をインストールしてください。
インストールの前に古い SharePoint Online Management Shell をアンインストールしていただいた上で、2. の手順でインストールを実施ください。
また、既に最新の SharePoint Online Management Shell をインストールされている場合は、本操作は必要ありません。
1. 下記の Microsoft ダウンロード センターから、Windows PowerShell 3.0 をインストールします。
#Download Windows Management Framework 3.0 from Official Microsoft Download Center
※ Windows のバージョンごとのモジュールの選択につきましては、"Install Instructions" のセクションにあります。なお、Windows 8 以降をご利用の場合は、ダウンロードする必要はありません。
2. 下記の Microsoft ダウンロード センターから、SharePoint Online Management Shell をインストールします。
すでにインストール済みの場合、現在のバージョンを以下の手順でご確認ください。
1) コントロール パネルを開きます。
2) [プログラムのアンインストール] をクリックします。
3) "SharePoint Online Management Shell" を確認し、 [バージョン] 欄を確認します。
現在の最新バージョンは、16.0.20122.12000 です。
これより古い場合、もしくはインストールをしていない場合には、以下のサイトよりインストールしてください。
#Download SharePoint Online Management Shell from Official Microsoft Download Center
■ 1. 作成済みの OneDrive for Business の取得方法
=================================================
すでに利用を開始したユーザーがいるかを確認したいなど、テナント内での作成済み OneDrive for Business の一覧を取得する必要がある場合に活用いただける情報が以下ページに記載されています。
#組織内のすべてのユーザー OneDrive Url のリストを取得する
■ 2. 特定のユーザーの OneDrive for Business を指定してロックする方法
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※ 既に個人用サイトが作成されているユーザーについては、そのまま OneDrive for Business の利用が可能であるため、アクセスロックいただくか、個人用サイトを削除する必要があります。
"Connect-SPOService -Url #https://<テナント名>-admin.sharepoint.com" コマンドレットにて管理者ユーザーでサインインしたうえで以下のコマンドレットを実施することにより、OneDrive for Business の URL から任意のユーザーの OneDrive for Business を指定してロックすることが可能です。
Set-SPOSite -Identity <個人用サイトの URL> -LockState NoAccess
※ ロックを解除する場合は、"-LockState NoAccess" を "-LockState Unlock" に変更してコマンドレットを実行します。
※ 個人用サイトの URL は、以下の形式で指定をお願いします。
例) 個人用サイトの URL : #https://<テナント名>-my.sharepoint.com/personal/<ユーザー名>_<ドメイン>
テナント名が "contoso"、ユーザー名が User01@contoso.onmicrosoft.com の場合は、以下のようになります。
#https://contoso-my.sharepoint.com/personal/User01_contoso_onmicrosoft_com
■ 3. OneDrive for Business のアクセスを一括でロックする方法
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1. Windows キーを押しながら R キーを押下します
2. "powershell" と入力し、Enter キーを押下します
3. 以下のスクリプトを貼り付け、Enter キーを押下します ※
Connect-SPOService -Url #https://<テナント名>-admin.sharepoint.com <#https://%3cテナント名%3e-admin.sharepoint.com>
$personalSites = Get-SPOSite -IncludePersonalSite $true -Limit All | where Template -like 'SPSPERS#*'
$personalSites | Set-SPOSite -LockState NoAccess
※ 途中ユーザーの資格情報を求めるダイアログが表示されます。SharePoint Online ライセンスを付与されている、全体管理者または SharePoint 管理者のユーザー名、パスワードを入力してください。
※ ロックを一括して解除する場合は、"-LockState NoAccess" を "-LockState Unlock" に変更してコマンドレットを実行します。
■ 4. 個人用サイトを削除する方法
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※ 既に個人用サイトが作成されているユーザーにいては、そのまま OneDrive for Business の利用が可能であるため、アクセスロックいただくか、個人用サイトを削除する必要があります。
"Connect-SPOService -Url #https://<テナント名>-admin.sharepoint.com <#https://%3cテナント名%3e-admin.sharepoint.com> " コマンドレットにて管理者ユーザーでサインインしたうえで以下のコマンドレットを実施します。
既に利用開始しているユーザーの OneDrive for Business を削除します。
以下のコマンドレットを実行すると、OneDrive for Business 内のデータも消える動作となりますので、必要なデータが OneDrive for Business に保存されている場合には、あらかじめローカル PC 上にバックアップを取得ください。
1) 次のコマンドで個人用サイトを指定して削除します。
構文 : Remove-SPOSite -Identity #https://<テナント名>-my.sharepoint.com/personal/<ユーザー名>_<テナント名>_onmicrosoft_com
(メールアドレスの @ や . は、_ に変換してご入力ください。)
2) "この操作を実行しますか?" と表示されるので "Y" と入力し実行します。
■ 5. 個人用サイト一括で削除する方法
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"Connect-SPOService -Url #https://<テナント名>-admin.sharepoint.com" コマンドレットにて管理者ユーザーでサインインしたうえで以下のコマンドレットを実施します。
構文 : Get-SPOSite -IncludePersonalSite:$true -Limit All | ? {$_.Url -like "*-my.sharepoint.com/personal/*"} | % {Remove-SPOSite -Identity $_.Url -Confirm:$false}
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