Exchange Online 宛の特定のメールアドレスからのメールが意図せずスパムメールとして判定されてしまう

変更日月, 6 6月, 2022 で 3:21 午後

特定のメールアドレスが意図せずスパムと判定されてしまう場合、Exchange 管理センター上でスパムフィルターをバイパスするルールを作成することで回避が可能です。

下記に作成手順をおまとめしますので、ご確認ください。

■ 特定の送信者からのメッセージをスパムフィルターをバイパスして受信するメールフロールールルールの作成手順
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1. #Exchange 管理センターへ管理者 ID でサインインします。
2. 左記メニューから [メールフロー] をクリックします。
3. [+] > [スパム対策フィルターをバイパスする...] をクリックします。
4. スパム判定を回避する対象に合わせて、下記 A～C より適宜条件を設定します

・A. メールアドレス単位で登録する場合
　A-1. [*このルールを適用する条件...] より [送信者...] > [この人物である] をクリックします。
　A-2. [メンバーの選択] にて該当のユーザーを選択し、[追加] に表示されましたら [OK] をクリックします。
　※ 外部ユーザーの場合は [名前の確認] にユーザーのメールアドレスを入力して [OK] をクリックします。
　※ ユーザーは複数指定することも可能です。

・B. ドメイン単位で登録する場合
　B-1. [*このルールを適用する条件...] より [送信者...] > [ドメインが次の値である] をクリックします。
　B-2. [ドメインの指定] 画面にて、送信元のドメインを入力し [+] > [保存] をクリックします。
　※ 複数のドメインを登録することも可能です。

・C. IP アドレス単位で登録する場合
　C-1. [条件の追加] > [および] より [送信者...] > [IPアドレスが次の範囲内にあるか、完全に一致する] をクリックします。
　C-2. [IPアドレスの指定] 画面にて、送信元の IPアドレスを入力し [+] > [保存] をクリックします。
　※ [+] をクリックするタイミングで連続して複数のIPアドレスを入力することも可能です。

5. [ルールの新規作成] 画面に戻りましたら下部の [保存] をクリックします。
※ 設定の反映に時間を要する場合があります。

<参考情報>
#Exchange Online のメールフロールール (トランスポートルール)